特集 結節性紅斑とその周辺
臨床例
結節性紅斑様皮疹を呈したサルコイドーシス
神尾 芳幸
1
,
原 肇秀
,
宇谷 厚
1佐世保市立総合病院 皮膚科
キーワード:
Diflucortolone
,
紅斑-結節性
,
鑑別診断
,
経皮投与
,
発疹
,
Tacrolimus
,
サルコイドーシス-皮膚
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Diagnosis, Differential
,
Diflucortolone
,
Exanthema
,
Erythema Nodosum
,
Tacrolimus
pp.23-26
発行日 2014年1月1日
Published Date 2014/1/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2014140543
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<症例のポイント>サルコイドーシスの皮膚所見は本邦では福代の分類が用いられ、皮膚サルコイド、瘢痕浸潤、結節性紅斑に分類される。さらに皮膚サルコイドは結節型、局面型、びまん浸潤型、皮下型、その他に分類される。サルコイドーシスの結節性紅斑様皮疹と結節性紅斑は病理組織での肉芽腫形成の有無で鑑別される。今回、サルコイドーシスの皮疹ではまれな結節性紅斑様皮疹を呈するサルコイドーシスを経験した。ステロイド軟膏外用およびタクロリムス軟膏外用で皮疹が軽快した。
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