特集 顔面の紅斑(2)
臨床例
催涙スプレーによる皮膚障害
木藤 悠子
1
,
松崎 大幸
,
平川 彩子
,
高木 奈緒
,
上出 良一
1東京慈恵会医科大学附属第三病院 皮膚科
キーワード:
エアゾール
,
Betamethasone
,
Capsaicin
,
Clobetasol
,
Ketotifen
,
多剤併用療法
,
経口投与
,
経皮投与
,
皮膚炎-接触性
,
皮膚疾患-顔面
,
Bepotastine
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Administration, Oral
,
Aerosols
,
Capsaicin
,
Betamethasone
,
Clobetasol
,
Dermatitis, Contact
,
Facial Dermatoses
,
Drug Therapy, Combination
,
Ketotifen
,
Bepotastine Besilate
pp.149-152
発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2013134066
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<症例のポイント>催涙スプレーは護身用として1970年代より一般化され、日本でも1994年ごろより国内販売されている。インターネットを通じて容易に入手でき、これを悪用した犯罪も生じている。催涙スプレーは皮膚や粘膜を刺激し、灼熱感、疼痛を生じる。強盗犯により使用された催涙スプレーによる皮膚障害の3例を、若干の文献的考察を加えて報告する。
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