特集 サルコイドーシス-2013
臨床例
診断に苦慮した若年発症サルコイドーシス
岡本 芳伸
1
,
長谷川 稔
,
谷内江 昭宏
,
竹原 和彦
1金沢大学 医薬保健研究域医学系皮膚科学
キーワード:
関節炎-若年性
,
鑑別診断
,
生検
,
経皮投与
,
発疹
,
Difluprednate
,
Nod2 Signaling Adaptor Protein
,
サルコイドーシス-若年発症
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Arthritis, Juvenile
,
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Exanthema
,
Nod2 Signaling Adaptor Protein
,
Difluprednate
,
Sarcoidosis, Early-Onset
pp.47-50
発行日 2013年1月1日
Published Date 2013/1/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2013118069
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<症例のポイント>長期の経過を経て若年発症サルコイドーシスの診断に至った症例を経験した。皮膚症状の経過で変遷し、生検を繰り返すことで診断に至った。原因とされるNOD2遺伝子を検索したが、既知の変異はみられなかった。成人型サルコイドーシスと異なる特徴的な臨床を有しており、疾患の周知が必要と考えられた。
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