特集 必携小児外科レジデントマニュアル2
小児内視鏡手術の基本手技
筒野 喬
1
,
津坂 翔一
1
,
小川 祥子
1
,
近藤 靖浩
1
,
竹添 豊志子
1
,
出家 亨一
1
,
川嶋 寛
1
Takashi Tsutsuno
1
,
Shoichi Tsuzaka
1
,
Shoko Ogawa
1
,
Yasuhiro Kondo
1
,
Toshiko Takezoe
1
,
Kyoichi Deie
1
,
Hiroshi Kawashima
1
1埼玉県立小児医療センター外科
pp.938-942
発行日 2024年9月25日
Published Date 2024/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000945
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はじめに
内視鏡手術は,小児領域でも普及して30年以上が経過し,多くの施設で導入され,術式は標準化されてきた。さらには,現在の若手医師のほとんどは,後期研修修了までに成人における内視鏡手術の執刀経験を積む機会が多くなっている。これらの経験から,小児外科全体でも内視鏡手術のレベル向上が予想される。一方で,小児独自の高度な技術を取得し,より安全かつ効果的な手技を行うためには,小児の特徴を理解し,適切な手術環境の確保と,日ごろの基本的手技の修練が不可欠である。
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