クリニカル・カンファレンス
鎖肛治療をどうするか
佐伯 守洋
1
,
永原 暹
2
,
宮野 武
3
,
飯島 勝一
4
1国立小児病院・外科
2大阪小児保健センター・外科
3順天堂大・小児外科
4聖路加国際病院・小児外科
pp.1426-1436
発行日 1974年12月20日
Published Date 1974/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206157
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
《症例》
患児 生後2日,男児
母29歳,妊娠歴に異常なく,第2子として満期(40週)正常分娩にて出生,生下時体重3,300g.生後1日腹部膨満,2日目より嘔吐出現,胎便の排泄なく,肛門がないことを発見され,産科医より転送された.この間尿中に緑色の胎便様のものが混ずるのを認む.
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.