特集 共有したい術式および手術経験:手術のポイントや工夫
Fibrous sheath法による長期留置型中心静脈カテーテル入れ替え
馬場 勝尚
1
,
小野 滋
1
,
薄井 佳子
1
,
辻 由貴
1
,
關根 沙知
1
,
坂野 慎哉
1
Katsuhisa Baba
1
,
Shigeru Ono
1
,
Yoshiko Usui
1
,
Yuki Tsuji
1
,
Sachi Sekine
1
,
Shinya Banno
1
1自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児外科
pp.261-263
発行日 2023年3月25日
Published Date 2023/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000383
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はじめに
腸管不全に対する長期中心静脈栄養(TPN)管理において,中心静脈カテーテル(CVC)留置可能な中心静脈の温存は重要である。CVCの感染,閉塞,破損など通常では入れ替えを要する状況でも,可能な限り中心静脈を温存する必要がある。そのために,当施設ではCVC入れ替えの際はfibrous sheath法を行っており,治療結果を提示する。
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