特集 小児内視鏡外科手術と医療安全
医療安全の観点からみた小児虫垂炎に対する当院の保存的加療の検討
關根 沙知
1
,
薄井 佳子
1
,
馬場 勝尚
1
,
辻 由貴
1
,
照井 慶太
1
Sachi Sekine
1
,
Yoshiko Usui
1
,
Katsuhisa Baba
1
,
Yuki Tsuji
1
,
Keita Terui
1
1自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児外科
pp.269-272
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000756
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
急性虫垂炎治療のゴールドスタンダードは手術であるが,多くの施設で抗菌薬による保存的加療と,それに引き続く待機的虫垂切除術が行われるようになってきた1,2)。当院では小児急性虫垂炎に対して抗菌薬による保存的加療を第1選択とし,待機的に虫垂切除を行っている。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.