特集 少産時代に対応する「働き方改革」と医療施設
産科外来施設での対応
胎児超音波専門外来
市塚 清健
1
ICHIZUKA Kiyotake
1
1昭和大学横浜市北部病院産婦人科
pp.165-169
発行日 2023年2月10日
Published Date 2023/2/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000775
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はじめに
働き方改革を見据えた準備が各医療施設で進んでいることと思われる。一方で,進めるにあたりさまざまな問題が医療施設ごと個別に山積していることと推察される。そのなかでも共通した問題としては,人的リソースの不足の問題があるのではないであろうか。人的リソースについては,急に増やすことは不可能である。そのようななかでの解決策として鍵になるのが「集中と選択」,すなわち効率をいかに上げるかではないかと筆者は考えている。胎児異常をいかに効率よくもれなく見つけて新生児医療に結びつけるには,胎児超音波検査は不可欠である。
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