特集 学んでおきたい遺伝学的検査と遺伝カウンセリング
各論 検査手法別
マイクロアレイ染色体検査(アレイCGH)
山本 俊至
1,2,3
Toshiyuki Yamamoto
1,2,3
1東京女子医科大学高度小児希少難病センター
2東京女子医科大学大学院医学研究科先端生命医科学系専攻遺伝子医学分野
3東京女子医科大学病院ゲノム診療科
pp.179-184
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002862
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はじめに
マイクロアレイ染色体検査は,従来のGバンド法では検出できなかった微細な欠失・重複を検出することが可能な「染色体構造異常解析検査」である。現在,保険診療で実施可能となっており,臨床検査として広く利用されるようになっている。この検査の結果報告書には,データだけが記載されており,疾患名は一切記載されていない。そのため,ゲノムコピー数変化(genomic copy number variation:CNV)の解釈に精通した医師自身が,データを正しく解釈し,得られた知見について遺伝カウンセリングを通じて適切にフィードバックすることができる体制で実施されなければならない。

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