症例
軽度の血球減少を伴う耳下腺腫脹から急性リンパ性白血病の診断にいたった小児例
高崎 晃
1
,
桃井 貴裕
1
,
入江 紗瑛子
1
,
秦 美能理
1
,
三山 智史
1
,
高橋 千恵
1
,
小島 あきら
1
,
越野 由紀
1
,
古谷 憲孝
1
,
三谷 友一
2
,
康 勝好
2
,
西本 創
1
TAKASAKI Akira
1
,
MOMOI Takahiro
1
,
IRIE Saeko
1
,
HATA Minori
1
,
MIYAMA Satoshi
1
,
TAKAHASHI Chie
1
,
KOJIMA Akira
1
,
KOSHINO Yuki
1
,
FURUYA Noritaka
1
,
MITANI Yuichi
2
,
KOH Katsuyoshi
2
,
NISHIMOTO Hajime
1
1さいたま市民医療センター小児科
2埼玉県立小児医療センター血液・腫瘍科
pp.1293-1296
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001810
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はじめに
小児における耳下腺腫脹の原因としてムンプスウイルスによる流行性耳下腺炎が最多であり,Epstein-Barrウイルス(EBV),サイトメガロウイルス(CMV),細菌感染による耳下腺炎,シェーグレン症候群や反復性耳下腺炎などが続き,悪性腫瘍の割合は少ない1)。
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