特集 オンライン診療
直接の診療以外へのオンラインの応用(保険診療範囲外)
専門医への画像共有システム
長谷川 高志
1
HASEGAWA Takashi
1
1日本遠隔医療協会特任上席研究員
pp.1999-2002
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000000499
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はじめに―専門医との画像共有
遠隔医療は大別すると,医師から医師(Doctor to Doctor:DtoD),医師から患者(Doctor to Patient:DtoP)に大別され,DtoPのなかも,情報通信機器を用いた診察(オンライン診療)と心臓ペースメーカーなどデバイス治療の遠隔モニタリングの2種類に分かれる。オンライン診療は新型コロナウイルス感染症の大流行のなかで活用が広がったが,遠隔医療全体のなかでの実施規模は大きくない。DtoD形態の遠隔医療は30年ほど以前から普及が始まり,実施件数がもっとも多い。遠隔モニタリングがそれに続く。
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