症例
ケトン体産生を伴う重症低血糖によるけいれんを契機に診断された成長ホルモン分泌不全性低身長の1歳男児例
神野 太郎
1
,
水野 風音
1
,
片岡 貴昭
1
,
黒沢 拓未
1
,
湯浅 絵理佳
1
,
高橋 努
1
,
水野 裕介
1
KONO Taro
1
,
MIZUNO Kazane
1
,
KATAOKA Takaaki
1
,
KUROSAWA Takumi
1
,
YUASA Erika
1
,
TAKAHASHI Tsutomu
1
,
MIZUNO Yusuke
1
1済生会宇都宮病院小児科
pp.836-840
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000000180
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はじめに
幼児期までの低血糖の原因としてはケトン性低血糖症がもっとも多い1)。そのほとんどは特発性だが,一部に成長ホルモン分泌不全症(growth hormone deficiency:GHD)などの内分泌代謝疾患が含まれる2)。
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