特集 周産期救急システム―初期対応と災害対策
災害時小児・周産期の活動の実際:平成28年(2016年)熊本地震 産科
津田 尚武
1,2
TSUDA Naotake
1,2
1久留米大学医学部産科婦人科学教室
2日本産科婦人科学会災害対策・復興委員会
pp.779-782
発行日 2025年6月10日
Published Date 2025/6/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002194
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はじめに
産婦人科領域での災害対策は,東日本大震災および熊本地震を契機に大きく変化した。東日本大震災以前の災害対策は各病院の個別対応が主だったが,東日本大震災以降は日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会が連携し,被災地への支援体制を構築することとなった。

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