特集 災害時の小児医療~災害の経験を今後に活かす~
様々な災害、その後 熊本地震、その後
川瀬 昭彦
1
1熊本市立熊本市民病院 新生児内科
キーワード:
患者搬送
,
救急医療サービス
,
災害対策
,
新生児ICU
,
救急医療サービスコミュニケーションシステム
,
母子保健
,
熊本地震
Keyword:
Disaster Planning
,
Intensive Care Units, Neonatal
,
Transportation of Patients
,
Emergency Medical Service Communication Systems
,
Emergency Medical Services
,
Maternal Health Services
pp.389-395
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021146129
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●熊本地震は総合周産期母子医療センターが機能停止をきたす、というわが国初の出来事であった。●NICU/GCUに入院中の計38名の児が、周りの施設などの多大な協力においてスムースに避難搬送できた。●避難トリアージを行っていない施設がいまだ過半数であり、今後何らかの対策が必要と考えられる。
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