特集 これならわかる骨系統疾患とその周辺
総論
遺伝性疾患としての骨関節疾患と骨系統疾患コンソーシウムの取り組み
山田 崇弘
1,2
,
西村 玄
2
,
池川 志郎
2
YAMADA Takahiro
1,2
,
NISHIMURA Gen
2
,
IKEGAWA Shiro
2
1北海道大学病院臨床遺伝子診療部
2北海道大学病院骨系統疾患コンソーシウム
pp.1582-1585
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001944
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はじめに
骨系統疾患は,ほとんどが単一遺伝子疾患である。その正確な診断は疾患への加療・管理などの医学的介入のみならず,現在および将来の家系員全体の健康管理にも役立つ。しかし,骨系統疾患は種類が非常に多く,かつ多くの疾患で頻度が低いため,その診断は困難であることが多い。正確な診断とそれに基づく適切な医療のためには,専門家による診断支援体制が重要である。
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