特集 周産期の画像診断 第3版
新生児編 Ⅰ.超音波診断 C.その他の部位
腎臓,副腎,肝臓,脾臓,膵,腹部腫瘤
高橋 正貴
1
,
丸山 憲一
2
TAKAHASHI Masataka
1
,
MARUYAMA Kenichi
2
1東邦大学医療センター大森病院小児外科
2東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部
キーワード:
新生児腹部超音波
,
腹部腫瘤
,
水腎症
,
副腎出血
,
triangular cord sign
Keyword:
新生児腹部超音波
,
腹部腫瘤
,
水腎症
,
副腎出血
,
triangular cord sign
pp.370-375
発行日 2024年12月23日
Published Date 2024/12/23
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001879
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はじめに
新生児における腹部超音波検査は非侵襲で,繰り返し手軽に施行可能であるばかりではなく,それだけで診断可能な疾患が多く存在する。異常を見極めるためには,正常の状態の解剖を熟知する必要がある。そのためには普段から超音波検査を繰り返し行い,見る目を養う必要がある。本稿では新生児の腹部実質臓器を中心とした超音波診断について正常像と疾患について解説する。
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