特集 Controversies in perinatology 2023 産科編
企画のことば
松田 義雄
1
,
宮越 敬
2
,
側島 久典
3
,
与田 仁志
4
MATSUDA Yoshio
1
,
MIYAKOSHI Kei
2
,
SOBAJIMA Hisanori
3
,
YODA Hitoshi
4
1東京医療保健大学
2社会福祉法人聖母会聖母病院産婦人科
3埼玉医科大学総合医療センター
4東邦大学医学部
pp.1617-1617
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000691
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- 文献概要
今回,「Controversies in perinatology 2023」という特集を組ませていただきました。産科編と新生児編があります。「controversy」とはいうまでもなく,「議論のある」とか「意見の違い」という意味です。近年ではエビデンスのある医療行為がもっとも推奨され,われわれ医療者もそれに則り診療をするのが当然のこととされています。しかし,周産期領域においてはまだまだエビデンスが明らかな診療ばかりではなく,医療者の経験に基づいて行われる診療行為も多々あります。そのため,同じ対象や同じような状況でも,医療者により選択する医療行為,管理方法が異なることは避けられません。
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