特集 Controversies in perinatology 2023 新生児編
企画のことば
松田 義雄
1
,
宮越 敬
2
,
側島 久典
3
,
与田 仁志
4
MATSUDA Yoshio
1
,
MIYAKOSHI Kei
2
,
SOBAJIMA Hisanori
3
,
YODA Hitoshi
4
1東京医療保健大学
2社会福祉法人聖母会聖母病院産婦人科
3埼玉医科大学総合医療センター
4東邦大学医療センター大森病院新生児科
pp.5-5
発行日 2023年1月10日
Published Date 2023/1/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000731
- 有料閲覧
- 文献概要
今回,「Controversies in perinatology 2023」という特集を組ませていただきました。産科編(2022年12月号)と本号の新生児編です。「controversy」とはいうまでもなく,「議論のある」とか「意見の違い」という意味です。近年ではエビデンスのある医療行為がもっとも推奨され,われわれ医療者もそれに則り診療をするのが当然のこととされています。しかし,周産期領域においてはまだまだエビデンスが明らかな診療ばかりではなく,医療者の経験に基づいて行われる診療行為も多々あります。そのため,同じ対象や同じような状況でも,医療者により選択する医療行為,管理方法が異なることは避けられません。特集では産科編,新生児編ともにそのような治療指針が異なる可能性がある項目について,異なる立場から執筆していただいています。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.