特集 耳鼻咽喉科領域における患者支援機器
【睡眠領域】
睡眠時無呼吸の遠隔診療用の機器
安達 太郎
1,2
Taro Adachi
1,2
1昭和医科大学病院附属東病院睡眠医療センター
2昭和医科大学保健医療学部看護学科
キーワード:
睡眠時無呼吸症候群
,
遠隔モニタリング
,
遠隔診療
Keyword:
睡眠時無呼吸症候群
,
遠隔モニタリング
,
遠隔診療
pp.413-415
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002078
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はじめに
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)は,耳鼻咽喉科の日常診療でも遭遇する機会が増えている。近年はスマートウォッチや指輪型デバイスなどの一般向けウェアラブルデバイスが普及し,いびき,血中酸素飽和度の変動,睡眠ステージ推定などが可視化されることで,患者自身が睡眠呼吸障害の存在に気付く契機が増えてきた。従来は,いびきが本人には自覚されにくく,家族からの指摘が受診のきっかけとなることが多かったが,現在では「デバイスの測定結果を相談したい」という目的で耳鼻咽喉科を受診する症例が増加している。また,いびきを伴う上気道疾患の評価では耳鼻咽喉科が初期対応を担うことが一般的であり,睡眠医療専門施設へのアクセスの偏在を踏まえると,耳鼻咽喉科外来でスクリーニングを行う場面がより重要性を帯びている。

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