特集 耳鼻咽喉科領域における患者支援機器
【睡眠領域】
睡眠時無呼吸患者への支援機器 ─CPAP,口腔内装置など
本間 あや
1
Aya Honma
1
1北海道大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
キーワード:
睡眠時無呼吸
,
CPAP
,
口腔内装置
Keyword:
睡眠時無呼吸
,
CPAP
,
口腔内装置
pp.409-412
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002077
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はじめに
睡眠時無呼吸は高血圧,心不全,脳血管障害などの合併症と深く関連し,日中の眠気によるパフォーマンス低下や交通事故のリスクからも,その診断および治療は社会的に重要な課題である。なかでも,閉塞性睡眠時無呼吸(obstructive sleep apnea:OSA)の有病率は高く,中等症以上の患者は成人男性の約20%,閉経後女性の10%に及ぶと報告されている1)。OSAの主要な病態は睡眠中の上気道狭窄であり,鼻腔から咽喉頭にかけての気道の構造や通気性と密接に結びつく。このため,上気道領域を専門とする耳鼻咽喉科医はOSA診療において重要な役割を担い,患者の病態に応じて支援機器を用いた保存療法や手術療法を選択する必要がある。

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