特集 ここまでわかった 嗅覚・味覚とその障害
【嗅覚障害とそのマネージメント】
嗅覚障害の分類と疫学
三國谷 由貴
1
Yuki Mikuniya
1
1八戸市立市民病院耳鼻いんこう科
キーワード:
嗅覚障害
,
疫学
,
分類
Keyword:
嗅覚障害
,
疫学
,
分類
pp.34-37
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001950
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はじめに
においを感じられることは,食事などの日常生活が豊かになるだけではなく,ガス漏れや腐敗臭に気が付けるかなど,命に関わる事態を察知できるかにも関わってくる。直接的な“命”だけではなく,嗅覚障害があることで5年以内の死亡率が3倍も高くなることも示されている1)。嗅覚は他の五感に比べて軽視されがちだが,一般の方々に嗅覚障害について広く関心を持ってもらい,異常を感じたら耳鼻咽喉科を受診して欲しい。そして耳鼻咽喉科医も嗅覚障害診療の楽しさを感じて,興味を持って診療に挑んで欲しい。

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