特集 鼻科診療の論点-異なる立場の対話とディベート-
【異なる診療科の立場から】
歯性上顎洞炎の対応―歯科医の立場から―
池田 哲也
1
,
横井 秀格
2
Tetsuya Ikeda
1
,
Hidenori Yokoi
2
1杏林大学医学部付属病院顎口腔外科
2杏林大学医学部付属病院耳鼻咽喉科・頭頸科
キーワード:
歯性上顎洞炎
,
歯科との連携
,
旧来からの慣習
,
医科と歯科
Keyword:
歯性上顎洞炎
,
歯科との連携
,
旧来からの慣習
,
医科と歯科
pp.159-164
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001466
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はじめに
歯性上顎洞炎(odontogenic sinusitis:ODS)について,筆者らはJOHNS 39巻2号 副鼻腔炎診療は変わったか―歯性上顎洞炎―(2023年2月発行)1)で,歯根周囲の画像所見と起因歯の対応について詳述しているため本稿と併せてご参考にしていただきたい。本稿では耳鼻咽喉科に併設される歯科部門として当疾患への考え方と対応について述べる。
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