特集 ポストコロナ時代のアレルギー性鼻炎診療
ポストコロナ時代の耳鼻咽喉科医の役割―専門医による鑑別が必要な疾患
ANCA関連血管炎,IgG4関連疾患
太田 伸男
1
Nobuo Ohta
1
1東北医科薬科大学医学部耳鼻咽喉科
キーワード:
ANCA関連血管炎
,
IgG4関連疾患
,
痂疲
,
鞍鼻
,
多発血管炎性肉芽腫症
Keyword:
ANCA関連血管炎
,
IgG4関連疾患
,
痂疲
,
鞍鼻
,
多発血管炎性肉芽腫症
pp.515-520
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001072
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はじめに
2011年5月アメリカノースキャロライナ州Chapel Hillにおいて開かれたANCA Workshopにおいて,血管炎の新たな病名が提唱され,Wegener肉芽腫症はgranulomatosis with polyangiitis(GPA)へ,Churg-Strauss症候群はeosinophilic granulomatosis with polyangiitis(EGPA)へ変更された。これに対応して,GPAの日本語病名は “多発血管炎性肉芽腫症”,EGPAは “好酸球性多発血管炎性肉芽腫症” となっている。
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