特集 コロナ時代の新たな耳鼻咽喉科診療
コロナ時代の新たな耳鼻咽喉科臨床
耳科診療
大平 真也
1,2
,
小森 学
3
Shinya Ohira
1,2
,
Manabu Komori
3
1徳洲会湘南鎌倉総合病院耳鼻咽喉科
2東邦大学医療センター大森病院耳鼻咽喉科
3聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科学教室
キーワード：
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
,
感染対策
,
ワクチン
Keyword:
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
,
感染対策
,
ワクチン
pp.48-50
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000432
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はじめに
新型コロナウイルス（以下SARS-CoV-2）は2019年12月に中国武漢で初の感染者を認め，全世界へと瞬く間に広まった。その後1年も経たずにワクチンが登場し2022年8月現在，本邦ではファイザー社，モデルナ社のmRNAワクチンが主流となっている。新型コロナウイルス感染症（以下COVID-19）のパンデミックは感染対策の徹底による生活様式や疾病構造の変化をもたらしている。
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