特集 新型コロナウイルス感染症とクリニカルエンジニアリング
透析領域における新型コロナウイルス感染症 ─現況と感染対策─
菊地 勘
1,2
1日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会 委員長
2医療法人社団豊済会 下落合クリニック
キーワード：
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
,
SARS-CoV-2
,
感染対策
Keyword:
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
,
SARS-CoV-2
,
感染対策
pp.853-858
発行日 2020年9月25日
Published Date 2020/9/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000000808
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2020年3月1日に国内で最初の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）透析患者が発生し，4月10日に31人，8月7日には160人まで増加した．COVID-19の感染経路は飛沫感染と接触感染であることから，マスクの着用と手指衛生の徹底が重要な対策となる．そして，平時より「透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン」1）に基づいた感染対策を行うことが重要である．
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