特集 チームで支える頭頸部癌診療
チームで行う頭頸部癌の手術治療
頭頸部癌の再建手術 形成外科の立場から
松本 洋
1
,
太田 智之
1
,
木股 敬裕
1
Hiroshi Matsumoto
1
,
Tomoyuki Ota
1
,
Yoshihiro Kimata
1
1岡山大学医学部形成外科
キーワード:
頭頸部癌
,
再建手術
,
チーム医療
Keyword:
頭頸部癌
,
再建手術
,
チーム医療
pp.1531-1533
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000392
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はじめに
頭頸部領域は呼吸,摂食,会話,顔貌など日常生活を営む上で非常に重要な臓器が集中している。そのような領域に生じたがんの治療においては多職種によるチーム医療が必須であり,多くの施設でその取り組みがなされてきている1~4)。岡山大学病院においても2012年4月に多職種連携の理念の下,岡山大学病院頭頸部がんセンターが発足し,医科歯科や診療科,関連部署の垣根を越えた診療をおこなっており1),われわれ形成外科医もセンター内でがん治療の一翼を担っている。
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