特集 チームで支える頭頸部癌診療
チームで行う頭頸部癌の手術治療
頭頸部癌の経口切除術 耳鼻咽喉科頭頸部外科の立場から
酒井 昭博
1
,
戎本 浩史
1
,
大上 研二
1
Akihiro Sakai
1
,
Koji Ebisumoto
1
,
Kenji Okami
1
1東海大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
チーム医療
,
頭頸部癌
,
経口的切除術
,
TOVS
Keyword:
チーム医療
,
頭頸部癌
,
経口的切除術
,
TOVS
pp.1564-1568
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000399
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はじめに
現在,頭頸部領域における低侵襲手術として,quality of survival(QOS)を重視した経口的切除術が発展しつつある。経口的切除の方法としては,本邦ではEndoscopic Laryngo-Pharyngeal Surgery(ELPS)1,2)やTransoral Videolaryngoscopic Surgery(TOVS)3,4)が主に行われてきたが,2022年より保険収載されたTransoral Robotic Surgery(TORS)5,6)も急速に普及してきている。
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