今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液
よく出遭う水電解質異常の鑑別診断と治療を習得する【ナトリウム(Na)】
どのようなときに血漿浸透圧を測定すべきか
柴垣 有吾
1
1東京大学医学部附属病院腎臓内分泌内科
pp.464-467
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102628
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ポイント
●血漿浸透圧の測定は低Na血症の鑑別(高浸透圧性・偽性の除外)に有用である.
●浸透圧ギャップはアルコール・薬物中毒の診断に有用である.
●低Na血症のリスク評価には浸透圧でなく,張度(有効浸透圧)の測定が重要である.
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