Japanese
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特集 囊胞腎
序文
Introduction
星野 純一
1
HOSHINO Junichi
1
1東京女子医科大学 内科学講座腎臓内科学分野
キーワード:
囊胞性腎疾患
,
遺伝子診断学
,
画像診断学
,
治療の進歩
Keyword:
囊胞性腎疾患
,
遺伝子診断学
,
画像診断学
,
治療の進歩
pp.455-457
発行日 2022年10月25日
Published Date 2022/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000312
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はじめに
腎臓に大小数多くの囊胞ができる疾患を囊胞性腎疾患と総称し,遺伝性と非遺伝性の疾患が含まれる。遺伝性疾患としては,常染色体顕性(優性)多発性囊胞腎(ADPKD),常染色体潜性(劣性)多発性囊胞腎(ARPKD),ネフロン癆,常染色体顕性(優性)尿細管間質性腎疾患(ADTKD),多発奇形を伴う囊胞性腎疾患〔OFD(oral-facial-digital)症候群1型など〕,腫瘍性囊胞性腎疾患(結節性硬化症,von Hippel-Lindau病)などが知られている。非遺伝性には,発生異常による多囊胞性異形成腎,後天性囊胞性腎疾患,単純性腎囊胞,多胞性腎囊胞などが含まれる。
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