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特集 腎疾患における臨床研究の進歩
【国内データベースの活用】
DPCデータベース
DPC database
田上 隆
1
TAGAMI Takashi
1
1日本医科大学武蔵小杉病院 救命救急科
キーワード:
DPCデータ
,
リアルワールドデータ
,
臨床データベース
,
J-RECOVER study
Keyword:
DPCデータ
,
リアルワールドデータ
,
臨床データベース
,
J-RECOVER study
pp.391-398
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000297
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Ⅰ DPCデータと研究利用の可能性
Diagnosis Procedure Combination(DPC)とは,2002年にわが国で開発された診断分類システムである。DPCは,主に急性入院医療の診断群分類に基づく,包括支払い制度として活用されている。2003年4月より,82の特定機能病院など(80の大学病院,国立がんセンター,国立循環器病センター)に導入された。その後,本制度を利用している施設は増加し,現在は1,600施設を超えている。例えば,全国の救命救急センターを有する病院の97.8%(271/277施設)が,DPC対象病院である。
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