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特集 腎性貧血:HIF-PH阻害薬への期待と課題
【各論】
HIF-PH阻害薬とESAの相違点 HIF-PH阻害薬とESAの使い分け:腹膜透析
Use properly of ESAs and HIF-PH inhibitors in patients on peritoneal dialysis
新倉 崇仁
1
,
丸山 之雄
1
NIIKURA Takahito
1
,
MARUYAMA Yukio
1
1東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科
キーワード:
腹膜透析
,
腎性貧血
,
ESA
,
HIF-PH阻害薬
Keyword:
腹膜透析
,
腎性貧血
,
ESA
,
HIF-PH阻害薬
pp.197-201
発行日 2022年8月25日
Published Date 2022/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000259
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はじめに
2020年日本透析医学会統計調査報告書1)によると,わが国で腹膜透析(peritoneal dialysis:PD)を実施している患者数は,血液透析(hemodialysis:HD)併用を含めて10,338人と,2019年の9,920人から増加しており,透析治療形態の全体に占める割合は3.0%であった。一時減少傾向を示していたPD患者数は,近年増加傾向を示しており,今後もその動向が注目される。
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