Japanese
English
特集 多臓器不全と急性腎障害(AKI)
【総論】
小児AKI
Acute kidney injury in children
西 健太朗
1
,
亀井 宏一
1
NISHI Kentaro
1
,
KAMEI Koichi
1
1国立成育医療研究センター 腎臓・リウマチ・膠原病科
キーワード:
小児
,
急性腎障害
,
バイオマーカー
,
多臓器不全
,
腎代替療法
Keyword:
小児
,
急性腎障害
,
バイオマーカー
,
多臓器不全
,
腎代替療法
pp.47-51
発行日 2022年7月25日
Published Date 2022/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000229
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はじめに
小児急性腎障害(AKI)の定義が統一されたことにより,疫学や死亡率,長期予後,AKI発生および死亡のリスクファクターが少しずつ明らかとなり,AKIの早期認知や予防にも焦点が当たるようになってきた1,2)。また,透析機器の進歩や技術の向上により,体格の小さい乳児の腎代替療法(KRT)が可能となった2)。これまでのエビデンス構築のタイムラインを図に示す。
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