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特集 IgA腎症―最新の知見
【国内外の大規模多施設共同研究からの知見】
IgA腎症前向きコホート研究:J-IGACS
IgA Nephropathy Prospective Cohort Study:J-IGACS
小池 健太郎
1
,
川村 哲也
1
,
横尾 隆
1
KOIKE Kentaro
1
,
KAWAMURA Tetsuya
1
,
YOKOO Takashi
1
1東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科
キーワード:
前向きコホート研究
,
J-IGACS
,
IgA腎症
Keyword:
前向きコホート研究
,
J-IGACS
,
IgA腎症
pp.1035-1039
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000207
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Ⅰ IgA腎症診療指針の歴史
1968年にフランスのBergerによりIgA腎症がはじめて報告された。1970年代になり,日本でも腎生検が臨床現場で普及するようになり,わが国においてもIgA腎症の重要性が認識されるようになった。腎代替療法を要する末期腎不全に至る原疾患として大きな比率を占めていたIgA腎症に対して,1995年に『IgA腎症診療指針』として,予後判定基準とともに治療指針が公開された。
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