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特集 行くべきか,行かざるべきか〜超高齢者早期胃癌・表在型食道癌の内視鏡治療〜
[超高齢胃癌患者]
【Topics】内視鏡治療後早期退院に向けた工夫―内視鏡的手縫い縫合の経験をふまえて
Efforts toward early discharge after endoscopic therapy: Based on our experience with endoscopic hand suturing (EHS)
海老澤 佑
1
,
廣畑 愛
1
,
林 映道
1
,
飯田 敏史
1
,
有本 純
1
,
中岡 宙子
1
,
千葉 秀幸
1
Yu Ebisawa
1
,
Ai Hirohata
1
,
Akimichi Hayashi
1
,
Toshihumi Iida
1
,
Jun Arimoto
1
,
Michiko Nakaoka
1
,
Hideyuki Chiba
1
1大森赤十字病院消化器内科
キーワード:
内視鏡的粘膜下層剝離術
,
ESD後潰瘍縫縮
,
内視鏡的手縫い縫合法
Keyword:
内視鏡的粘膜下層剝離術
,
ESD後潰瘍縫縮
,
内視鏡的手縫い縫合法
pp.1534-1537
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002434
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高齢者に対するESDの現状と課題
本邦では,早期胃癌に対するESDはおもに入院下で実施されている。これは,ESD関連偶発症の早期発見・対応が求められることや地域によっては医療機関へのアクセスが制限されること,DPC設定期間に沿ったパス入院が普及していることなどが要因と考えられる。一方で,高齢者においては入院期間が長引くことでせん妄やADL低下のリスクが高まる。多くのESD施行例では合併症なく経過し,入院前とほぼ同様の機能を維持できるが,時に緊急処置や外科手術を要する重篤な偶発症,稀に死亡例の報告もある1)。治療関連偶発症の発生リスクを極力低減できれば,短期入院が可能となり,特に高齢者にとってはESDとは直接関係しない入院に伴うトラブルを軽減でき,大きなメリットが期待される。本稿では,偶発症発生リスク低減の取り組みとして実施している,胃ESD後潰瘍に対する内視鏡的手縫い縫合(endoscopic hand suturing:EHS)を中心に報告する。

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