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特集 消化管内視鏡処置具の使い分け2025
[ESDで使用する処置具]
先端アタッチメントの使い分け:STフードファミリーを中心に
Selection and application of distal attachments: Focus on the ST HoodTM family
森川 昇玲
1
,
林 芳和
1
,
藤沼 俊博
1
,
冨樫 茉美
1
,
石井 宏明
1
,
加賀谷 結華
1
,
岡田 昌浩
1
,
竹澤 敬人
1
,
矢野 智則
1
,
山本 博徳
1
Takaaki Morikawa
1
,
Yoshikazu Hayashi
1
,
Toshihiro Fujinuma
1
,
Mami Togashi
1
,
Hiroaki Ishii
1
,
Yuka Kagaya
1
,
Masahiro Okada
1
,
Takahito Takezawa
1
,
Tomonori Yano
1
,
Hironori Yamamoto
1
1自治医科大学内科学講座消化器内科学部門
キーワード:
ESD
,
先端アタッチメント
,
STフード
Keyword:
ESD
,
先端アタッチメント
,
STフード
pp.1163-1166
発行日 2025年9月25日
Published Date 2025/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002219
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はじめに
ESDにおいて,先端アタッチメントは非常に重要な役割を担っている。処置に必要な視野の確保,粘膜下層の視認性の向上,スコープと処置部位との距離の一定化による処置具の操作性向上,粘膜下層剝離における適切なトラクション・カウンタートラクションの付与,また出血時における出血点の同定のための視野確保などに有効である。これらのESDにおける必要不可欠な要素を,先端アタッチメントが担っており,現在ではさまざまな種類の先端アタッチメントが販売され,使用可能である。

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