特集 大腸内視鏡治療―CP/EMR/ESD/Underwater 関連手技の今
2.各論(7)ESD:Pocket-creation method
森川 昇玲
1
,
林 芳和
1
,
加賀谷 結華
1
,
石井 宏明
1
,
竹澤 敬人
1
,
山本 博徳
1
1自治医科大学内科学講座消化器内科学部門
キーワード:
ESD
,
大腸ESD
,
pocket-creation method
Keyword:
ESD
,
大腸ESD
,
pocket-creation method
pp.671-677
発行日 2024年5月20日
Published Date 2024/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003051
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Pocket-creation method (PCM)は,安全かつ質の高い大腸ESD法として確立され,高度線維化病変のみならずさまざまな病変に対して有効である.また,ESDストラテジーとしてもシンプルであり,従来のやりかたと比して高いESD完遂率を担保する.一方,PCMではポケット外での内視鏡操作不安定が課題であった.この解決策としてトラクションデバイスやunderwater techniqueが有効である.これらをPCMと組み合わせることでより効率的なESDが可能である.
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