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特集 動画で魅せる内視鏡的創閉鎖法のすべて
序説 なぜいま内視鏡的創閉鎖がトピックスなのか
The rising significance of endoscopic wound closure techniques
矢作 直久
1
Naohisa Yahagi
1
1慶應義塾大学医学部腫瘍センター
pp.982-983
発行日 2025年8月25日
Published Date 2025/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002164
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近年,内視鏡治療は従来の止血処置やポリペクトミーといった比較的単純な処置から大きく進化し,急速に発展してきている。ESD(内視鏡的粘膜下層剝離術),EFTR(内視鏡的全層切除術),POEM(経口内視鏡的筋層切開術),POET(経口内視鏡的腫瘍核出術)などの治療手技の出現に伴い,従来は外科手術で対応していた疾患に対してもその適応が広がっている。こうした治療技術の進歩に伴い,内視鏡的治療は「治療の質」を高めながら,より低侵襲かつ安全な選択肢として確固たる地位を築きつつある。
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