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特集 消化器内視鏡寸言集2025
Ⅱ.咽喉頭・食道
食道・胃静脈瘤治療にはEUSが不可欠
EUS is indispensable for treating esophago-gastric varices
小原 勝敏
1
Katsutoshi Obara
1
1福島県保健衛生協会内視鏡センター
pp.512-513
発行日 2025年4月25日
Published Date 2025/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001987
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解説
食道静脈瘤(esophageal varices:EV)や胃静脈瘤(gastric varices:GV)の局所の血行動態を把握するにはEUSが不可欠である。EUSには,細径プローブ(ultrasound mini-probe:UMP),電子ラジアル走査式EUS,コンベックス走査式EUSなどがあり,非観血的に施行できる。静脈瘤の内視鏡治療は静脈瘤局所の血行動態を改変させるため,治療前の血行動態の把握は,適切な治療を行ううえで重要である。また,治療効果判定,特に完全治療が達成できたか否かといった情報を的確に得られる。
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