Japanese
English
特集 大腸の炎症を内視鏡で診る
[IBD以外の大腸の炎症性疾患の内視鏡診療]
腸管Behçet病・単純性潰瘍
Intestinal Behçet’s disease and simple ulcers
梅野 淳嗣
1
,
松野 雄一
1
,
川崎 啓祐
1
,
鳥巣 剛弘
1
Junji Umeno
1
,
Yuichi Matsuno
1
,
Keisuke Kawasaki
1
,
Takehiro Torisu
1
1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
キーワード:
打ち抜き潰瘍
,
回盲部潰瘍
,
サイトメガロウイルス腸炎
Keyword:
打ち抜き潰瘍
,
回盲部潰瘍
,
サイトメガロウイルス腸炎
pp.1561-1565
発行日 2024年11月25日
Published Date 2024/11/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001751
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はじめに
腸管Behçet病および単純性潰瘍は,回盲部に単発または多発する潰瘍を特徴とする原因不明の炎症性疾患である。両疾患の消化管病変は同一であると考えられており,口腔内病変,皮膚,および陰部などの腸管外徴候の有無により区別される。本稿では,両疾患にみられる回盲部病変,大腸病変を中心に解説する。
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