特集 進化する画像診断 ―下部消化管領域
2.大腸内視鏡診断の現状と課題(3)大腸カプセル内視鏡 ―機器,検査法の現状と今後の展開を巡って
荒木 昭博
1
,
松井 啓
2
,
小西 未央
1
,
野村 浩介
2
,
早坂 淳之介
2
,
布袋屋 修
2
1虎の門病院健康管理センター
2虎の門病院消化器内科
キーワード:
大腸カプセル内視鏡
,
ヒマシ油
,
大腸検査法
Keyword:
大腸カプセル内視鏡
,
ヒマシ油
,
大腸検査法
pp.393-398
発行日 2022年3月20日
Published Date 2022/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002148
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大腸カプセル内視鏡は広く認知されているものの実施医療機関は少ない.検査法の進化により以前とは異なり,安定して終了するようになってきている.多くの実地医家にこのことを知ってもらい一般化していく必要がある.そうなれば「痛くて」「恥ずかしい」通常の大腸内視鏡を避ける層にも,もう一つの検査受診の機会を提供できることとなる.
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