Japanese
English
特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅴ.大腸
[治療]
Water pressure methodはこうする
How to perform water pressure method for colorectal ESD
飽本 哲兵
1
,
増永 哲平
1
,
佐々木 基
1
,
矢作 直久
1
,
加藤 元彦
2
Teppei AKIMOTO
1
,
Teppei MASUNAGA
1
,
Motoki SASAKI
1
,
Naohisa YAHAGI
1
,
Motohiko KATO
2
1慶應義塾大学医学部腫瘍センター低侵襲療法研究開発部門
2慶應義塾大学内視鏡センター
キーワード:
内視鏡的粘膜下層剝離術
,
大腸
,
water pressure method
Keyword:
内視鏡的粘膜下層剝離術
,
大腸
,
water pressure method
pp.261-264
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001696
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Tips
● スコープの操作性がもっともよい体位(多くは仰臥位)で治療を始める。
● 病変口側の粘膜切開→浸水下に肛門側の粘膜・粘膜下層切開→Water pressure methodで粘膜下層を展開し,粘膜フラップを作製することが基本のストラテジーである。
● Water pressure methodを用いながら粘膜切開縁の粘膜下層剝離を丁寧に行う。
● 通電時に発生する気泡はウォータージェットや吸引で除去する。
● 切開波を用いると気泡の発生は少なくなる。
● 浸水下の出血は視野不良になる前に速やかに止血する。
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