Japanese
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特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅴ.大腸
[治療]
トラクションデバイスの使い分け
Optimal selection of traction devices for colorectal ESD
二口 俊樹
1
,
玉井 尚人
1
,
炭山 和毅
1
Toshiki FUTAKUCHI
1
,
Naoto TAMAI
1
,
Kazuki SUMIYAMA
1
1東京慈恵会医科大学内視鏡医学講座
キーワード:
ESD
,
大腸
,
トラクション
Keyword:
ESD
,
大腸
,
トラクション
pp.265-270
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001697
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Tips
● トラクションデバイスは,剝離による粘膜下層の展開まで先読みして牽引方向を決める。
● S-O clipⓇは送気量にかかわらず牽引を維持でき,広いワーキングスペースがある場合に使いやすい。
● MLTDはいずれの場面でも取り付け,取り外しが容易であり,追加トラクションデバイスとしても有用である。
● SureClip Traction Bandは狭いワーキングスペースでも牽引が可能で,病変両端に架橋するトラクション法にも使用できる。
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