Japanese
English
特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅱ.口腔・咽頭・食道
[治療]
目指せ!安全・確実な食道ESD
Striving toward safe and reliable esophageal ESD
前田 有紀
1
,
小野 裕之
1
,
川田 登
1
,
山本 陽一
1
,
吉田 将雄
1
Yuki MAEDA
1
,
Hiroyuki ONO
1
,
Noboru KAWATA
1
,
Yoichi YAMAMOTO
1
,
Masao YOSHIDA
1
1静岡県立静岡がんセンター内視鏡科
キーワード:
食道ESD
,
粘膜下層剝離術
,
偶発症
Keyword:
食道ESD
,
粘膜下層剝離術
,
偶発症
pp.86-91
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001660
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Tips
● 剝離時間の短縮と安全な操作のためには,糸付きクリップなどのトラクションデバイスが有効である。
● 口側のマーキングは病変から少し離しておくと,糸付きクリップによる病変の損傷を避けられる。
● 食道壁に透明フード先端を軽く接触させ固定すると,心拍動や呼吸の影響を軽減できる。
● 肛門側の切開時には粘膜下層深部まで十分にトリミングしておくと剝離最終局面の難易度が下がる。
● 特に切除周在の広い症例では,粘膜下層深部の結合織を残して筋層を露出しないよう注意する。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.