Japanese
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特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅱ.口腔・咽頭・食道
[治療]
狭窄させない食道の全周・広範ESDのコツ
Tips for preventing stenosis in total or subtotal circumferential esophageal ESD
上田 智也
1
,
石原 立
1
Tomoya UEDA
1
,
Ryu ISHIHARA
1
1大阪国際がんセンター消化管内科
キーワード:
食道ESD後狭窄
,
ステロイド局注
,
ステロイド内服
,
stepwise ESD
Keyword:
食道ESD後狭窄
,
ステロイド局注
,
ステロイド内服
,
stepwise ESD
pp.92-96
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001661
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Tips
● 亜全周病変に対するESDは,できる限り非腫瘍粘膜を残す。
● 切開剝離時に筋層の露出や筋層への通電を避ける。
● 狭窄予防の標準治療はステロイド局注療法であることがJCOGのコンセンサスとして示された。
● 非全周切除でも狭窄高リスク症例ではステロイド局注・内服併用など,狭窄予防の強化が必要である。
● 全周病変では全周切除+ステロイド局注・内服併用療法のほかにstepwise ESDも選択肢となる。
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