特集 良悪性肝門部胆管狭窄への内視鏡的アプローチ
2.肝門部領域胆管癌の経口胆道鏡による進展度診断
勝倉 暢洋
1
,
土井 晋平
1
,
足立 貴子
1
,
渡邊 彩子
1
,
松本 光太郎
1
,
辻川 尊之
1
1帝京大学医学部附属溝口病院消化器内科
キーワード:
経口胆道鏡
,
進展度診断
,
肝門部領域胆管癌
Keyword:
経口胆道鏡
,
進展度診断
,
肝門部領域胆管癌
pp.1611-1616
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003284
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肝門部領域胆管癌において,水平方向の進展度診断は治療方針を決定するうえで重要である.腹部超音波,造影CT,MRCPなどの画像検査やERCPによる直接造影,透視下生検などが一般的に行われる.経口胆道鏡(POCS)は胆道内を直接観察することにより従来の方法では得られない詳細な情報を提供する.コストの問題もあり未だ一般的に普及しているとは言い難い手技であるが,有用な手技であり今後ますます拡がっていくと思われる.
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