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特集 基本が大切 胃内視鏡診断
[各論]
【Note】Non-Helicobacter pylori Helicobacter胃炎:幽門前庭部がポイント!
Non-Helicobacter pylori Helicobacter gastritis: examining the prepyloric region
間部 克裕
1,2
,
井上 和彦
2
,
春間 賢
2
,
加藤 元嗣
3
Katsuhiro Mabe
1,2
,
Kazuhiko Inoue
2
,
Ken Haruma
2
,
Mototsugu Kato
3
1まべ五稜郭消化器・内視鏡クリニック
2淳風会健康管理センター
3北海道対がん協会
キーワード:
NHPH
,
鳥肌
,
霜降り状所見
,
幽門前庭部
Keyword:
NHPH
,
鳥肌
,
霜降り状所見
,
幽門前庭部
pp.209-211
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001230
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はじめに
Helicobacter pylori(以下ピロリ)は宿主特異性が高くヒトの胃に慢性感染し胃炎,消化性潰瘍,胃癌などさまざまな胃疾患の原因となる。一方,Non-Helicobacter pylori Helicobacter(NHPH)は,動物に感染しているものがヒトの胃にも感染する人畜共通感染症で,多くはブタ由来のH. suis,次いでイヌ,ネコなどから感染するH. heilmaniiなどが知られている。ピロリ未感染者の増加により自己免疫性胃炎,好酸球性胃腸炎などH. ピロリ胃炎以外の胃炎が注目されており,NHPH胃炎もその一つである。
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