Japanese
English
特集 消化管出血のすべて
[各論 上部消化管出血への対応]
出血性消化性潰瘍(NSAIDs潰瘍を含む)
Hemorrhagic peptic ulcer (including NSAID-induced ulcer)
村尾 高久
1
,
鎌田 智有
1
,
砂金 彩
1
,
勝又 諒
1
,
綾木 麻紀
2
,
藤田 穣
2
,
眞部 紀明
2
,
末廣 満彦
3
,
河本 博文
3
,
春間 賢
3
Takahisa Murao
1
,
Tomoari Kamada
1
,
Aya Sunago
1
,
Ryo Katsumata
1
,
Maki Ayaki
2
,
Minoru Fujita
2
,
Noriaki Manabe
2
,
Mitsuhiko Suehiro
3
,
Hirofumi Kawamoto
3
,
Ken Haruma
3
1川崎医科大学総合医療センター健康管理学
2川崎医科大学総合医療センター検査診断学(内視鏡・超音波)
3川崎医科大学総合医療センター総合内科学2
キーワード:
出血性消化性潰瘍
,
内視鏡的止血術
Keyword:
出血性消化性潰瘍
,
内視鏡的止血術
pp.466-471
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000702
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
上部消化管出血は,日常診療において遭遇する機会が多く,軽症から重症までさまざまな状態を呈する。消化性潰瘍は上部消化管出血の原因疾患として最も頻度の高い疾患であり,出血性消化性潰瘍に対しては,内視鏡治療が有用である1, 2)。現在さまざまな止血法,デバイスが用いられており,本稿では内視鏡止血術の選択と工夫および止血困難例への対策について概説する。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.