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特集 消化管内視鏡AI:Updated
[内視鏡費用対効果]
大腸CADe/CADxの費用対効果と保険収載
Cost-effectiveness of using computer-aided detection (CADe) and diagnosis (CADx) system in the colorectum
浦岡 俊夫
1
,
田中 寛人
1
,
都丸 翔太
1
,
中田 昂
1
,
佐藤 圭吾
1
,
糸井 祐貴
1
,
橋本 悠
1
,
保坂 浩子
1
,
栗林 志行
1
,
竹内 洋司
2
Toshio Uraoka
1
,
Hirohito Tanaka
1
,
Shota Tomaru
1
,
Ko Nakata
1
,
Keigo Sato
1
,
Yuki Itoi
1
,
Yu Hashimoto
1
,
Hiroko Hosaka
1
,
Shiko Kuribayashi
1
,
Yoji Takeuchi
2
1群馬大学大学院医学系研究科内科学講座消化器・肝臓内科学
2群馬大学医学部附属病院光学医療診療部
キーワード:
大腸内視鏡
,
CADe
,
CADx
,
費用対効果
Keyword:
大腸内視鏡
,
CADe
,
CADx
,
費用対効果
pp.1772-1777
発行日 2023年12月25日
Published Date 2023/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001165
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はじめに
医療やヘルスケアにおいて,人工知能(artificial intelligence:AI)の研究開発は,疾患リスク評価,治療計画の立案,ゲノム医療を含む診断・治療,業務管理,医薬品開発,介護などさまざまな分野でその社会実装の動きが活発化しているが,現時点で画像診断支援が最も先進的である。画像診断支援AIと医師やメディカルスタッフの知識や経験を組み合わせることで診断精度・効率の向上や質の均てん化が得られ,医師の肉体的・身体的負担の軽減や働き方改革にも貢献することが期待されている。さらには,画像診断支援のなかでも消化器内視鏡診断が最も実用化が進んでおり,特に大腸内視鏡画像診断支援AI,存在診断支援(computer-aided detection:CADe)と鑑別診断支援(computer-aided diagnosis:CADx)がその代表といえる。
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