Japanese
English
特集 胃良性疾患の近未来
[炎症性疾患]感染性疾患
胃梅毒
Gastric syphilis
草野 央
1
,
池原 久朝
1
,
横井 千寿
2
,
細井 敦子
3
Chika Kusano
1
,
Hisatomo Ikehara
1
,
Chizu Yokoi
2
,
Atsuko Hosoi
3
1北里大学医学部消化器内科
2国立国際医療研究センター病院消化器内科
3国立国際医療研究センター病院中央検査部門病理科
キーワード:
胃梅毒
,
性感染症
,
内視鏡診断
Keyword:
胃梅毒
,
性感染症
,
内視鏡診断
pp.1061-1064
発行日 2023年8月25日
Published Date 2023/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000841
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はじめに
性感染症である梅毒は多彩な皮膚病変がみられることが知られているが,頻度は低いながらも消化管病変を伴うことがある。胃梅毒はAndrall)が1834年に初めて報告しているが,近年では内視鏡機器などの発達とともに,その臨床的特徴も明らかになってきた。本稿では,梅毒の概念から内視鏡を中心とした診断の概要を解説する。
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