特集 小腸内視鏡が変えた疾患マネージメント
診断能が大きく向上した病態 憩室性疾患
山田 篤生
1
1お茶の水駿河台クリニック
キーワード:
Meckel憩室
,
カプセル内視鏡法
,
ダブルバルーン小腸内視鏡法
,
小腸憩室
,
小腸内視鏡法
,
病態生理
,
腹部CT
Keyword:
Meckel Diverticulum
,
Double-Balloon Enteroscopy
,
Capsule Endoscopy
pp.1887-1890
発行日 2021年12月25日
Published Date 2021/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/J02312.2022082035
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小腸憩室症は、Meckel憩室とそれ以外の憩室に大別される。通常無症状であるが、消化管出血や憩室炎、腸重積や腸閉塞の原因となることがある。近年、カプセル内視鏡検査やバルーン内視鏡検査、放射線画像検査の診断能の向上により小腸憩室症やその合併症の診断も可能になった。本稿では小腸憩室症の臨床像と内視鏡所見を中心に概説する。
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